電動ガンのリポバッテリー入門:選び方、充電、保管、やってはいけないこと
初めてのリポバッテリーは 7.4 V、1,100〜1,300 mAh、20C 以上 を 2 本、リポ対応のバランス充電器とセーフティバッグをあわせて買ってください。11.1 V は電動ガン側の対応を確認してから。
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バッテリーには「7.4V 1300mAh 25C」のように書かれています。
- 7.4 V(2S)/11.1 V(3S):電圧。セル数で決まる。高いほどモーターが速く回り、サイクルと反応が上がる
- 1300 mAh:容量。1 発あたり約 1 mAh 使うので、1,300 mAh なら実用で 1,000 発前後。バッテリー持続時間計算機 で試算できます
- 25C:放電能力。容量 × C が最大電流。1.3 Ah × 25C = 32.5 A まで出せる。電動ガンは 15〜20C あれば足りる
形状は、ストック内に入れる「スティック型」、ハンドガード内の「ミニ型」、2 本に分かれた「ヌンチャク型」があり、銃によって入る形が決まっています。説明書か、同じ機種を使っている人のレビューで確認してください。
7.4 V か 11.1 V か
| 7.4 V | 11.1 V | |
|---|---|---|
| サイクル | 標準 | 約 1.5 倍 |
| トリガー反応 | 標準 | 速い |
| ギアボックスへの負担 | 小さい | 大きい。純正のままだとピストンクラッシュの原因 |
| 向いている人 | 最初の 1 本 | 内部をカスタムした人 |
国内メーカーのスタンダード電動ガンは、11.1 V を公式にサポートしていないものが多いです。純正状態なら 7.4 V を選んでください。ギア比・サイクル計算 で、電圧でサイクルがどう変わるかを見られます。
充電
- 必ずバランス充電。白い小さなコネクター(バランス端子)をつなぎ、セルごとの電圧を揃えながら充電する
- 充電電流は 1C(1,300 mAh なら 1.3 A)以下。急がなければ 0.5C
- 充電中はその場を離れない。リポの発火事故のほとんどは充電中に起きています
- 充電はセーフティバッグか、金属の箱の上で
電動ガン用に売られている「リポ対応」の充電器なら、設定を間違えなければ上の条件を満たせます。USB から充電する簡易充電器は、バランス充電できないものがあるので避けてください。
使い方
- 残量 20% 程度で交換。電圧でいうとセルあたり 3.7 V、7.4 V パックなら 7.4 V 前後。それ以下まで使うと劣化が急に進む
- 「撃てなくなるまで使う」はリポではやってはいけない使い方です。ニッケル水素の癖が抜けない人が一番やりがちな失敗です
- 真夏の車内に放置しない。60 ℃ を超えると膨らみます
保管
使わない期間が 1 週間以上あるなら、満充電でも空でもなく、50〜60% の状態(セルあたり 3.8 V 前後) で保管します。充電器の「ストレージモード」がこれです。満充電のまま 1 か月放置すると寿命が目に見えて縮みます。
保管場所はセーフティバッグの中、直射日光と高温を避けた場所。冷蔵庫に入れる必要はありません。
膨らんだら
パックがぷくっと膨らんだら、それは内部でガスが発生している状態で、もう使えません。無理に使うと発火します。
- 使うのをやめ、セーフティバッグに入れる
- 塩水(水 1 L に塩 50 g 程度)に 1〜2 日浸けて完全に放電させる
- 自治体のルールに従って処分。多くは「小型充電式電池」として家電量販店の回収ボックスに出せます
1 日に何本必要か
定例会は 1 日 8〜12 ゲーム。1 ゲーム 200 発撃つ人なら 1 日 2,000 発前後で、1,300 mAh なら 2 本が目安、予備を入れて 3 本持つ人が多いです。フィールドによっては充電用の電源を貸してくれますが、充電中に目を離すことになるので、本数で解決するほうが安全です。